水上バイクに乗るには?
水上バイクって映画で逃走手段に使われたり、観光地でバナナボートをトーイング(引っ張る)するのに使われたり、意外と目にすることがあると思います。
でも、水上バイクに乗ってみたいなぁ~と思っても、どうしたら良いかわからないですよね。
今回は水上バイクを所有するようなガッツリではなく、ちょっと運転したい。ちょっと遊びたいだけ。という時に、どうしたら水上バイクに乗れるかをご紹介します。
水上バイクを操縦する(ハンドルを握る)には免許が必要
まず、水上バイクを自身で操縦したい場合は、日本では操縦免許が必要になります。
かつては免許所持者が後ろに乗っていれば、免許を持っていなくても運転することが出来ました。
しかし、現在では
水上バイクの操縦には、小型船舶操縦免許(特殊)が必要になります。
小型船舶操縦免許(1級)や(2級)だけでは水上バイクを運転できませんので、ご注意ください。
小型船舶操縦免許(特殊)は1級や2級の下位免許ではなく、別分類となります。
そのため、よく教習所では「小型船舶操縦免許(1級+特殊)」などと記載されています。
小型船舶操縦免許(特殊)を所持していない人が水上バイクを運転するとどうなる?
免許をそもそも取得していない人が水上バイクを取得した場合、30万円以下の罰金となります。
また、免許を取得していても、不携帯の場合、10万円以下の罰金となります。
注意すべきは水上バイクのオーナーの方で、免許を持っていない人に水上バイクを貸し出したオーナーは100万円以下の罰金となる可能性があります。
水上バイクは「トラブルが多い」イメージが既に付いていますので、水上バイクに乗っていると、遠くから海上保安庁の船が見ていることもよくあります。
こんなことで罰金を食らわないようにしましょう。
水上バイクの後ろに乗る
最近発売されている水上バイクはほとんどが3人乗りか1人乗りです。
3人乗りの水上バイクなら、運転者の後ろに一緒に乗ることが出来るため、水上バイクの運動性能を存分に感じることが出来ます。
ただ、自分で運転してないので、加速のタイミングなどがわからなくて、怖い時があります。
運転者としっかりコミュニケーション取りながら乗りましょう。
ハワイなら免許なしで水上バイクを運転できる!
水上バイクの運転に免許が必要なのは、あくまで日本のルールです。
海外に行けば海外のルールに従うことになります。
海に囲まれた太平洋の孤島の『ハワイ』では、水上バイクに免許無しで乗ることが出来ます。
なので、ハワイに行く機会があれば、水上バイクに乗れるオプショナルツアーに申し込んでみてください。
現代の水上バイクは「水の上でこんなにスピード出るの!?」っていうくらい性能が高いので、びっくりしますよ。
バナナボートに乗っている時は、安全のために水上バイクもスピードをあまり出しませんが、水上バイク単体だとものすごく早いです。
そして、水上には道路のような速度制限はありません。
だからこそ、心のブレーキはしっかり握りしめておきましょう。